不思議なお魚パティとラフィーネ 第50話 カモさん    2022.12.20s

 
第50話の仲間たち
パティの家族構成 お母さん:ミーユ   お父さん:マルーロ
長女  :ラフィーネ  次女 :パティ   長男:マーロ
パティ31年前の思い出の小学生
お母さん ミーユパティに名前をつけてくれた、とっても優しくて素敵なお姉さん
カモさん毎年小川へおとずれるカモさん
白サギさん小川へおとずれるサギさん
アオサギさん小川へおとずれるアオサギさん
エンジェルyukiさまAngelさん 天使のようにやさしい人 高知市にお住まい


カモさん


 パティの大好きな広場へ行く途中に小川があります。
 そこにはカモさんが来ます。

パティの家族
パティの家族

 今日もいるかな……?
 小川をのぞいてみると いました いました。

「母さん 見て 見て」
「あら カモさんね」

カモさん家族

「いつもくるのよ。お父さん お母さんと子供たち
 カモさーん おはよう」

「パティ おはよう」

「今日は おそろいね」
「はい お父さんもいます」


パティ
パティ

「あっ 頭が青いのがお父さんね?」
「はい」

「あの青色はとってもきれい…… ピカピカ光ってるね」
「男の子は冬になると青くきれいになります」カモさんがいいました。

「男らしくなるんだね」パティがいいました。


「パティは いつも声かけてくれますね」

「ええ 楽しそうにしてるから話しかけたくなるの……
 水の中に頭をいれて、さかさになったりしますね」

「ええ 食べものをさがしているの……」

「足が出てて頭の方は水の中でした」

「見てました?」
「ええ 苦しくないのかなあ…… と 思って見てました」

「苦しくなる前に水面に顔を出すのよ」
「寒―い 冬でもそうしていますね」

「はい がんばってます」
「えらいね カモさんは」

「お母さんに教えてもらったんです」

「いつの日だったか、いつもとちがうカモさん達を見ました」
「どんなでしたか?」

「えーと……… カモさんと一緒に
 シロサギさん、アオサギさん それにー カワウさんもいましたよ。
 いつもは、はなれたところにいますのに………」


カモとサギと鵜
カモ シラサギ カモ シラサギ カワウ アオサギ


「あっ そうそう、あの日はみんなが近くに寄って来たのよ。家族みたいに」

「ええ 見てて、みんな仲間って感じで、楽しいふんいきでした」

「サギさんのとなりまで近くに行くこともあります」カモさんがいいました。
「そうそう、サギさんと親子に見えたことあります」


「パティ カモさんとも仲良くなったのね」天のほうから声がしました。

エンジェルyukiさま
エンジェルyukiさま


「あっ エンジェルyukiさま カモさんはあたらしい仲間です」
「いつも天から見ていましたよ。新しい友達ができたなって……」

「そうでしたか? yukiさま
 水に浮かんで足を動かしスイスイ進むのが可愛いんですよ」

「カモさんは、泳ぎがとくいですものね。
 お父さん、お母さんに遅れないよう、スイスイとついて行きますね」

「ええ それがとってもあったかいんです。いい家族だなあーて感じます。
 カモさん 遠くへ行ってもまた来年も来て下さいね」

「ええ かならず来ますから待ってて下さいね」カモさんがいいました。

「はい みんなで待っていまーす」


  お わ り