不思議なお魚パティとラフィーネ 第53話 モーエさん 2025.12.07s
| パティの家族構成 | お母さん:ミーユ お父さん：マルーロ 長女 ：ラフィーネ 次女 ：パティ 長男：マーロ |
| パティ | ３１年前の思い出の小学生 |
| お母さん ミーユ | パティに名前をつけてくれた、とっても優しくて素敵なお姉さん |
| モーエさん | テニススクールで働いていた、やさしいお姉さん |
| 小鳥さん | パティの仲間たち |
| アリさん | パティの仲間たち |
| バッタ | パティの仲間たち |
| てんとう虫 | パティの仲間たち |
| エンジェルyukiさま | Ａｎｇｅｌさん 天使のようにやさしい人 高知市にお住まい |
モーエさん
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パティの家族は不思議なお魚です。 いつも水の中にいるわけではありません。 空を飛んだりする、とっても不思議なお魚です。 お母さんの名前は「ミーユ」 赤ちゃんの名前は「マーロ」といいます。 |
 パティの家族 |
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今日もパティの大好きな広場へ来ています。 広場は遊ぶにはすごく楽しいところ かけっこも出来るんだ！ 草原だからころんでも痛くないんだ！ |
 三重県津市久居 |
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広場にはバッタにアリさん てんとう虫に小鳥さんもいます。 みんなパティの仲間です。 |
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ミーユがいいました。 「パティ 父さんがアルバイトに行ってるでしょう」 「うん テニスですよね」 
 「モーエ先生 やめるんだって」 「ビーマ・スポーツの先生でしょう？」 「そうよ 明るい先生だって……… 父さんも急に聞いたんだって」 「テキパキと明るく楽しく指導する先生ですよね」 「そうですよ。積極的なお姉さんです」 入社してすぐ、何でもとりくんで どんなことでも すぐ、ものにしてた どこへ行っても必要な人だって思われる人材です。 モーエさんが出張レッスンに出かけるとき 父さんが働いているのを見かけると、遠くからでも 「頑張ってくださーーい」と声かけてくれます。 「いってらっしゃーーい」と返事を返すと 「いってきまーーす」明るい返事が返ってきます。 ３才くらいからの幼児クラスの先生で、楽しみながら体を動かすスポーツ 自分で積極的に挑戦することをスポーツを通じ教えています ３人くらいのグループに分かれて意見を出し合って考える、どうするのがいいかな？ コミニュケーション能力のくんれん、もんだいをみんなでかいけつ 他の人ときょうりょくする、きょうちょうせい 子供のときからこうした訓練を受けることは将来に大きく影響するでしょう。 |
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出社して 「こんにちは」というと 「こんにちは」とモーエ先生が返事を返してくれます。 ときどき、おっ！ と する日がありました。 とても、きれいに輝いているんです。 天使かと思わせる雰囲気です。 聞くわけにいかないので、「モーエ先生、恋しているのかな………」と 胸の中でつぶやいていました。 島倉千代子さんの歌にこんなのがあります 1970年（昭和45年）発売 作詞：西沢 爽 作曲：市川 昭介 ♪ 恋しているんだもん ♪ 小指と小指からませて あなたと見ていた 星の夜 地球もちっちゃな星だけど しあわせいっぱい 空いっぱい だって だって 私は 恋しているんだもん 「今日の、モーエ先生は、こんな気分なんだろうな……… 今日はいつもより かがやいていますよ 先生！」 その時、天の方から声がしました。 「私もいつもモーエさんを見ていました。 とってもテキパキとしごとをしますね」  エンジェルyukiさま 「あっ エンジェルyukiさま 天使さまがモーエ先生のうしろで輝いていたんですね」 「はい そうですよ とっても好感のもてる先生で 子供たちからも好かれていますね」 「ええ そう聞いています」パティがいいました。 「一人一人に名前で呼びかけて、自然にがんばるように あとおししてあげてるって………」 「名前で呼ばれると、がんばろうってなりますものね」 やる気を出すように気持ちを高ぶらせてくれる先生 ○○ちゃん いいですよ よくできています。がんばったね ○○くん も いいですね がんばったね それでいいですよ つぎもがんばりましょうね こんな ことばがコートに ひびいています。 ３才位の子供たちが楽しく走り回ってレッスンしています。 パチパチ パチパチ パチパチ パチパチ！ 思わず手をたたいて応援したくなります。 そんなモーエ先生が東の方へ帰ってしまいます。 みんなさみしくなりますが、それも人それぞれの人生ですから 応援してあげましょう。 「モーエ先生 がんばってください いつも応援していますからねー」 小鳥さん ありんこさん バッタさん てんとう虫さんも出てきています。 「モーエせんせーーい 元気でがんばってくださーーい」  
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お わ り
